詳細


  1. ホーム
  2. Solar Pro 活用集
  3. 地図画像を下地に使ってシステム作図を簡単に行いたい

Solar Pro 活用集

地図画像を下地に使ってシステム作図を簡単に行いたい

2013/11/25

シミュレーションを行う際、システム作図は避けて通れない工程です。
多くの場合、設計図をもとに行いますが、今回は地図画像を利用したシステム作図をご紹介いたします。

地図読み込み機能とは?
Solar Pro Ver.4.2で新しく搭載された地図画像読み込み機能は、
WebサービスやPDFから地図画像を取得し、Solar Proに取り込むことができる機能です。
地図上の位置や縮尺を活用することで、周辺の物体を含めたシステム作図が簡単に行えます。
※画像のサポート形式:BMP、JPEG、PNG、GIF、TIFF
※WebサービスやPDFの場合は画面キャプチャー後クリップボードからの取り込みになります。



縮尺の入力
Solar Proでは、地図画像に含まれるスケール部分をなぞる操作で、地図の倍率を設定することができます。

スケール部分の端2点をクリックし、実際の距離を入力すれば地図の【倍率】が計算されます。
【倍率】が正しく設定されることで、地図をもとに実寸でのシステム作図が行えます。




向きの設定
伏図画面上で建物を作図しやすいように、地図の傾きを調整します。
調整方法はごく簡単です。[向きの設定]を選択したのちに、作図する建物の両端を下から上になぞります。

下の図のように、地図の向きが建物の垂直をとるように設定され、
このまま伏図の下絵として使用することができます。




物体の伏図入力画面にも、地図画像が下絵として表示されます。
これをもとに建物を作図できます。
また、この手順を繰り返すことで、周辺の物体も実際の配置に合わせた作図が行えます。

伏図入力の詳しい設定の流れは動画でご覧いただけます。

▶【ビル伏図入力機能】動画を再生


地図の配置をもとに、周辺にある建物を含めたシステム作図の完成です。



▶3D CAD画面での直感的な操作方法
▶物体作成メニューの追加
▶インスペクタ機能を始めとする便利機能